250床のケアミックス型病院ですが、200床以上の病床の基準は満たしているため、「在宅療養後方支援病院」の届出が出来ないか検討しています。

「予め届け出た入院希望患者に入院の必要性が生じた場合に、入院可能な病床を確保していること」が要件ですが、私たちは介護老人保健施設を運営しているため、介護老健を退所後、在宅へ移行した退所者の具合が悪くなった場合、かかりつけ医との連携により、24時間対応で当院に受け入れる仕組みを作りたいと考えているのです。

2018年度介護報酬改定で、介護老健に在宅復帰・在宅療養支援機能が、より強く求められるようになったことから、かかりつけ医との連携をより深化させ、今後、在宅の登録患者を増やしていこうと考えています。私たちの目指す方向性は間違っていないでしょうか。

また、当院は病床の殆どが地域包括ケア病棟と回復期リハ病棟等で占められ、多くの診療科を設置しながらも急性期病床は60床しかなく、救急指定病院ではありません。それでも、「在宅療養後方支援病院」の届出は可能でしょうか?

(四国地方・民間病院(250床)・事務部・経営企画室室長・45歳)

A.貴院も機能を整備した上で、届出の資格は十分にあると思います。

「200床以上」の要件があり、在宅からの緊急を要する患者を予め予定して受け入れる「在宅療養後方支援病院」を目指されるのは、介護老人保健施設を運営されている医療法人の戦略としては間違ってはいないと思います。

今後、介護老健施設に求められる機能が「在宅復帰・在宅療養支援」であり、介護老健からの早期在宅復帰・在宅療養支援を進化させるためにも、同支援病院の機能は欠かせないと考えます。特に同支援病院は全国的にも数が少ないことから、地域によっては高いニーズがあると確信します。

2014年の診療報酬改定で創設された同支援病院は、緊急の在宅患者を受け入れる機能が必要であるものの、救急指定やER機能が、届出要件にされているわけではありません。その点では、貴院も機能を整備した上で、届出の資格は十分にあると思います。

(2019年4月2日)