2019年2月、中医協で、2019年10月に予定される「8%から10%へ消費税率の引き上げ」に伴う診療報酬の改定案が答申されました。コスト増になる医療機関の収入を補てんするために10月から施行されるようですが、医科の場合は0.48%の引き上げが行なわれると聞きました。医科の場合の財源は、どのような内容になるのですか?

(中部地方・総合病院(180床)・事務部医事課長・37歳)

A.消費税率10%への引き上げに伴う報酬改定が10月実施、医療費に占める病院・診療所別のシェアと課税経費率で内訳が決定しています。

医科の場合、今回発表された+0.48%の引き上げ分、約1,600億円に、2014年4月の消費税率8%時の引き上げ分を加えた約4,000億円が今回の改定財源に充てられます。それを<病院・診療所それぞれの医療費シェア>×<病院・診療所それぞれの課税経費率>の比に応じて、病院が約3,000億円、診療所が約1,000億円との配分内訳が決定されました。

つまり、2014年4月時点の消費税率8%引き上げ時の補てん不足があったため、当時の3%分をリセットし、消費税率5%から今回の消費税率10%の5%分に対応する引き上げが行われることとなったのです。

(2019年5月8日)