私が専門とするリウマチ領域は「日本専門医機構」が認定するサブスペシャリティ領域とされています。

サブスペシャリティ領域に現在、どのようなものがあるのか教えて下さい。私のようなリウマチ診療科の場合は、何人 位のドクターが存在するのでしょうか?

(地方都市・リウマチ専門クリニック・院長・44歳)

A.「日本専門医機構」が認定する基本領域よりも更に専門性の高い領域です。

「日本専門医機構」が認定する基本領域として内科、小児科、皮膚科等の19領域がありますが、それら基本領域より も更に専門性の高い領域の23診療科領域をサブスペシャリティ領域と設定しています。

2018年までに同機構が認定した領域としては、「消化器内科(胃腸内科)」、「循環器内科」、「呼吸器内科」、「神経内 科」、「糖尿病内科(代謝内科)」、「腎臓内科」、「血液内科」、「リウマチ科」、「感染症内科」、「アレルギー科」、「消化 器外科(胃腸外科)」、「心臓血管外科」、「呼吸器外科」、「乳腺外科」、「小児外科」、「内分泌代謝」、「肝臓」、「老年 病」、「消化器内視鏡」、「がん薬物療法」、「内分泌外科」、「放射線治療」、「放射線診断」の23診療科です。

2019年2月段階で90の学会から領域設定の申請が進んでいますが、サブスペシャリティ領域は関係する基本領域の 学会の承認を得て定めるとしており、基本領域から異議が出た場合は、議論を尽くし合意を得ることを原則とする等 としています。

一部のサブスペシャリティ領域の研修は、基本領域との連動研修が可能なことから、前出23の診療科領域は先行し て認定されていますが、連動研修とそのサブスペシャリティ領域の登録状況等は、現状「専門医機構」ではなく、各学 会により実施されています。ただ、厚生労働省医道審議会医師部会等での議論では、「サブスペシャリティ領域研修 に関する情報(整備指針、各領域認定の研修施設、期間等)が不十分であり、サブスペシャリティ領域そのものの在 り方についても慎重かつ十分な議論が必要とのことから、2019年4月からの専門医機構認定の連動研修は見送られ ました。

さて、ご質問にあるリウマチ診療科に関し、厚生労働省の「2016年度医師・歯科医師・薬剤師調査」によるとリウマ チ・サブスペシャリティ領域診療科の医師数は、日本全国で1,613人。ちなみに最も多いのは、消化器内科領域で1万 4、236人の医師数でサブスペシャリティ領域の一部は、一部の基本領域の医師よりも多くの医師が従事しています。

(2019年8度編集)